老谷のヤブツバキ



地図

氷見市は山地が多く、県内でも有数のヤブツバキの自生地で、幹回り1m以上(樹齢200年)のツバキが100本以上確認されており、全国に誇れるヤブツバキの宝庫です。なかでも樹齢700年、幹回り3.53mの「老谷の大つばき」(県指定天然記念物)は、戦国時代の伝説にちなんで“さしまたのツバキ”とも呼ばれ、単独樹幹では太さ日本一といわれています。
また樹齢約400年、樹高11mという「長坂不動の大つばき」(県指定天然記念物)は、例年11月頃から咲きはじめ、2月、3月に花の数が最多であることから、地元では“三度咲きのツバキ”とも呼んでいます。

このほかヤブツバキの名所は市内各地に点在しており、11月上旬から翌年4月までの花期には、そのあでやかな紅の花と見事な枝ぶりで愛好者を喜ばせています。

老谷の大つばき:
3月下旬〜5月上旬
長坂不動の大つばき:
12〜4月中旬 



戻る